The Other Side of...

The Othersではなく、The Other Side of なんです。

SNS写真と自意識

 

ちょっと連投ね。

 

SNSに投稿する写真は、誰のためのものか?

http://minamii.hatenablog.com/entry/2013/09/17/012909

 

ええと、オレはほとんどSNSに自分で撮った写真をあげたりしない。

これは昔、修学旅行でいっぱい撮った大仏とか風景とかの写真をあとで見たら、あまりにつまらなかったってなことがあったり、安いチケットで大会場の格闘技の試合を見に行ったときに、双眼鏡で見たりとか、オーロラビジョンばっかり見ちゃう自分に疑問が湧いたことが影響してるんだよな。たぶん。

なにしにいってるんだよと。なら、テレビで見たっていいぢゃないかと。

どーいうことかというと、ライブをもっと楽しめよと思うわけなんだよな。(べつに双眼鏡でみようがオーロラビジョンでみようがライブはライブなんではあるが。)

なんか、ライブ主義?っていうか、肉眼崇拝主義?っていうかさ。

 

生(せい)っていうのは、その瞬間、瞬間が、すごく大切であって、愛おしいものであるはずで、なんかオレみたいな素人がヘッタクソな写真を撮っている間に、そのスバラシキ刹那が過ぎ去ってしまうような気がしちゃうんですよ。(反対の意味でそれを切り取るのが本来のプロのカメラマンやフォトグラファと呼ばれている人たちのお仕事だと思うわけです。)って、なんか乙女チックですか?イヤンばかん。

 

あと、ひとりならいいんだけど、他に誰かがいると、その写真を撮る行為そのものが失礼なんじゃないかとも思うわけです。

トモダチならいいよ。いやホントに。だから、トモダチが隣で写真を撮っているのを見てむかついたりはまったくしないです。そういうことをあんまり深く考えないでもダイジョウブな相手なんだから、トモダチなんだしね。

だけど、上司とかさ、口説こうとしている女とかさ。そういう場合はなんかよくないと思うんです。だれかがブログかなんかに書いてたけど、奢ってもらって食事してるのにさ、「しゃぶしゃぶなう!サイコー!」とかさ、なに、人の金で自慢しとんねんと。(あ、でも逆に奢ってもらっていることを明確にしたりすれば、それが相手にとってうれしい場合も考えられるのか・・・)

あと、口説こうとしている女性の前で、やっぱり、SNS用の写真はなかなか撮れないですよ。これは、「君といる時間の刹那でも大事にしている」ということを暗喩しているのだし、SNS用の写真を撮るってのは、その目の前にいる人よりも、SNSで繋がっている人に評価されたい気持ちが勝ってるっていうか、なんというか・・・

 

そもそも自意識過剰すぎるオレにとって、SNSでいいね!とかつけてもらいたいと思っていそうな行為をすることが、恥ずかしすぎてしゃーないわけであります。

 

「アイツはいつもメールの返信が遅い。それで困るときもある。だけどたしかに、オレといるときにケータイをイジっているのを見たことがない。そういうことだ。」ってなことも誰かがどっかで書いてて、妙に納得した記憶がある。

 

そんな秋の気配を感じ、ちょっとおセンチな今日この頃です。それでは。

 

ハナレグミ - 家族の風景